植物発電を用いたバッテリレス植物モニタリングシステム
理工学部 電子情報工学科
講師 田中 亜実
理工学部 電子情報工学科
教授 道関 隆国
研究内容
センサ端末の電源として、微小ではあるが身の回りに常に存在する熱、光、振動といったアンビエントエネルギーを活用するエネルギーハーベスト技術を用いれば、自己発電型のバッテリレスセンサ端末を実現できる。
本パネルでは、エネルギーハーベスト技術を用いたバッテリレスセンサ端末のアプリケーションとして、植物発電を用いたバッテリレス植物モニタリングシステムを紹介する。本システムは、植物の中を流れる樹液を電解液として発電する植物発電を電源として無線機を駆動し、受信機で無線信号の受信間隔を評価することで植物の状態をモニタリングする。