AI(人工知能)・超解像技術による低画質医用画像の高画質化
~医用画像の高画質化による診断精度の向上と患者負担の軽減~
理工学部 電子情報工学科
教授 中山 良平
研究内容
・放射線被曝低減のため低線量CT撮影が推奨されるが、明らかな画質劣化の問題がある。
・低侵襲のMRI撮影による検査拡大が望まれるが、画像の解像度が低い問題がある。
同患者の低画質画像と高画質画像の対応する小領域(パッチ)をペアとして用い、
- AI法では各ペアの信号パターンの関係をAIに学習させることにより、低画質画像を高画質化
- 超解像技術では膨大なペアを辞書に格納し、低画質画像から切り出した入力パッチに類似するパッチを辞書から探索後、高画質パッチで置き換えることにより高画質画像を合成