次世代機能材料として注目!ナノ構造制御されたソフト材料

生命科学部 応用化学科

教授 堤 治

センサー、アクチュエーター、セキュリティ材料への展開

 分子配向などナノ構造が緻密に制御されたソフト材料は、ナノ構造由来の特異な材料物性を示すため、次世代機能材料として注目されています。従前の技術では、本技術は、フィルムや微粒子などのあらゆる形態の高分子材料において、ナノ構造制御を可能としました。また、ナノ構造を外場で高速かつ可逆的に制御することにも成功し、センサー、アクチュエーター、セキュリティ材料への応用の可能性を示しました。

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新規性・優位性

  • ● ナノ構造制御により角度依存性を持たない反射微粒子の開発に成功
  • ● 複雑変形する素子・デバイスにおいて利用可能な光学センシング材料へと応用可能
  • ● 化学構造における制限が極めて少ない普遍的かつ簡便な材料合成

応用・活用例

  • ● セキュリティーインク等の機能色材
  • ● 外部刺激応答性を有する新たなアクチュエーション材料
  • ● ソフトロボットにおける触覚センサー、温度センサーなどの光学センシング材料

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