バイオフィルム内栄養環境の再現法

~微生物の周辺環境を再現し、微生物活性試験に応用する~

生命科学部 生物工学科

特任助教 土屋 雄揮

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研究内容

環境中の微生物の多くは、単体で棲息しているのではなく、他の微生物とバイオフィルムと呼ばれる共同体を形成している。我々は、バイオフィルム内部の栄養物質(糖やタンパク質、イオンなど)の濃度が、外部に比べて数百から数千倍も高くなっていることを明らかにした。これは、環境中の微生物の特性や活性を調べる上で、この富栄養な環境を考慮して実験する必要があることを意味する。本技術ではバイオフィルム内部の環境を人工的に再現することを可能にする。実際の環境に近い状態で微生物の挙動を試験する技術の開発に応用できる。

応用例

・既知の抗菌物質がバイオフィルムに与える効果の解析
・新規のバイオフィルム形成阻止法の探索
・環境中での微生物の挙動予測

セールスポイント

・バイオフィルム内部の微生物の性質や活性を、簡便(専用の器具等を必要としない)かつ迅速(早ければ数時間で)に調べることができる。
・現場に近い状況でバイオフィルムの形成(促進・抑制)試験が可能になる。

研究キーワード

バイオフィルム ・微視的環境 ・微生物制御 ・抗菌試験 

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