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~テキストコミュニケーションにおける発話ニュアンス伝達のための吹き出し形状推薦~

情報理工学部  メディア情報学科

 山西 良典

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研究内容

本研究は、テキストコミュニケーションにおいて、漫画の吹き出し形状を用いて発話ニュアンスを伝達することを目指す。テキストコミュニケーションでは、発話の音響的な情報(つまり、発話ニュアンス)が失われてしまう。一方、漫画では二次元上に表現可能な吹き出し形状によってキャラクターの発話の音響的なニュアンスを伝達している。

①表1・表2から、漫画におけるセリフ特徴と吹き出し形状の関係性を分析。そして、分析に基づいて、吹き出し形状推薦のためのセリフ特徴を決定。

②機械学習によってセリフ特徴と吹き出しの関係モデルを構築し、会話テキストからの吹き出し形状の推薦機能を実現した。


構築したモデルの精度を表3.に示す。同表より、「破裂型」「波型」「四角型」の3種類の吹き出し形状のF値が高く、吹き出し形状推薦に有用であることが分かる。

《PRポイント》

日常的に使うチャットやメールなどで、吹き出し形状により、自分が伝えたい発話ニュアンスを伝えられる。ユーザフィードバックを取り入れた機械学習によって、ユーザの感性に合致した吹き出し形状を推薦することもできる。

セールスポイント

私たちの研究は、多くのテキストコミュニケーションツールに応用可能です。吹き出し形状を使うことによってニュアンスが伝達可能となるため、意思や感情の齟齬が削減されます。また、現在は吹き出し形状の種類のみならず、フォントや文字の大きさなどを推定可能なしくみ、音声入力からの吹き出し形状の推薦技術の開発を考えています。

応用例・活用例

・チャットにおけるテキスト装飾

・メールにおけるテキスト装飾

・字幕の装飾

・幼児のコミュニケーション教育

・初対面同士のコミュニケーション支援

・聴覚障害者への支援

特許情報

特願2014-253131

研究キーワード

コミック工学 ・漫画 ・吹き出し形状 ・機械学習 ・テキストコミュニケーション ・インタラクション支援 

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